My war is over -No resurrection-

Sun 06 01, 2008 08:43

こんな厄介な耳だったのか・・・

ICレコーダーとマイクを注文していたのですが、それが届きました。
まさかレコーダーなんぞを買う事になるとは思っていませんでしたが、これらは会社で打ち合わせや会議や講話や研修内容を録るのに使うつもりです。

やっぱり耳が悪いというのは色々と問題もあるなぁって事で・・・
日常会話ならよく聞こえていなくても適当に相槌を打っていれば何とかなる場合が多いし、聞き返せば済むのだが会議やらだといちいち聞き返していては迷惑がかかりすぎる。
聞こえていなかった事で俺が内容を理解できなかった場合は仕事にも支障が出る事になるわけで、そちらと比べてどちらが迷惑度が上なのかはまぁどうでもいい。

とにかく大なり小なり迷惑をかけそうだから、「まぁまだ内容わからんだろうけど雰囲気とか掴む為に一緒に会議に参加してくれる?」とか言われているうちに対策を講じたいと思った訳である。
内容わからんだろうけど、がミソw
そうしてたどり着いた結論は、録音しよう、というものだった。
そのうち議事録の作成なんかもやらされるので、何度でも繰り返し聞ける上に音量をあげる事が出来るのでまさにうってつけだ。
問題があるとすれば、それぞれの声が誰のものなのか、顔が見えないと多分わからないだろうって事か・・・
流石にビデオ持ち込む訳にもいかないしな(ヽ'ω`)

最近、自分の難聴について少しだけ調べた。
耳が悪い、というくらいで自分の難聴の事について何も知らないなと思ったからだ。
難聴には二種類あって、伝音性と感音性とがあるそうだ。
前者は耳の構造の問題で、外からの音が耳の中に届きにくいというもの。
こちらは手術によって穴の形状を治したり、あるいは薬なんかでも改善できる場合があるという。ただし、耳の手術は結構リスクが高いとの事。
まぁ・・・位置的にわからないでもない。

後者は耳の神経の異常であり、流石に神経は手術ではどうにも出来ない。
聴覚神経まで音は届くが、その音を脳が理解できる信号に変換する過程が上手くいかず、よくわからない形に誤変換されるといったイメージか。

自分の場合は後者のようで、これは調べれば調べる程やっかいなものだという事がわかった。
何と言うかもう、誰に対してでは無いが本当に腹ただしい。
何故自分が?やり場の無い怒りとはまさにこの事だ。
耳の事はもう受け入れたと思っていたが、調べてみてまた理不尽さに泣けてきた。

ざっとこの感音性難聴の特徴について列挙してみる。
  • 音を信号に変換する毛細胞が死滅する⇒再生はしない
  • 補聴器は外部からの音を大きくするものなので伝音性に比べて効果が薄い
  • 聞こえているけど何を言っているのかはわからない、事が多い
  • 人によって大分症状に差がある(高音域がダメだとか低音域がダメだとか)
  • 同じ言葉でもその時々で聞こえ方が違う場合がある
  • 聞き取り具合は喋っている人の声質にもかなり影響される
  • 音や声を雑音の中から拾うのが難しい(雑音に聞こえる)
  • 大きな音はうるさく感じるのに小さな音はあまり聞こえない
  • 幼児期からの難聴の場合発音の修得が難しくなる
  • よく分からない単語に聞こえた場合、自分の知識や経験と照らし合わせて予測する事になるので、知らない単語は特に聞き取りにくい
  • 音や声自体は神経に届いているので、単純に大きな声で喋ってもらったからといって聞き取りやすくなるとは限らない

    おいー、これ厄介すぎるだろ(´・ω・`)
    自分の場合は生まれつきなので、確かに発音にも問題がある。
    人間は、周囲の人間の喋る言葉の発音を真似ることで言葉を覚えていくという。
    その発音が脳に正しく届いていなかったとしたら、その誤った聞こえ方を真似てしまうというわけだ。
    俺の場合もかなり聞き返される事が多いし、舌足らずだと言われる。
    聞く方だけでなくこちらから話す場合にも問題があるという事だ。

    他人の言葉が雑音に聞こえるとか、日本語が外国語に聞こえるとかいった他の人の体験談?を読んで凄く共感できるものがあった。
    バイト先の店長に耳の事を聞かれて、「凄く言いにくいのですが・・・他人の声が雑音に聞こえる事があります」と答えた時のなんともいえない渋面は今でも忘れられない。
    念のため、この店長は結構耳が悪い事について理解はしてくれていた。
    ふと思ったが、俺が音楽を聴かない・興味が湧かないのはこの辺りが原因なのかもしれないなぁ。
    字幕があれば、或いは歌詞を完全に覚えていれば脳内で補正がかかるのか歌詞を聞き取れる事も多いのだが、字幕が無いと「・・・無理・・・」てな具合だ。
    だから随分前から全く音楽なんて聴いていない。
    歌っても音程ずれまくるしなー・・・

    この感音性難聴は今のところ治す手立ては無いそうで、今後の医学の進歩が望まれる。
    ただ、もしも10年20年後に技術が確立されたとしても、その頃の歳で改めて正常な発音を修得するのはもう無理だろうな・・・
    だがまぁ、聞こえの部分が改善されるだけでも物凄くありがたいのだ。
    最近、希望を持てるような記事を見つけた。
    まだマウスでの実験段階で、人への治療に応用できるようになるまでにはどれだけかかるかはわからないが、可能性があるというだけでもかなり嬉しい話だ。


    さて、随分横道に逸れてしまったが。
    今回購入したのはOLYMPUSのV-51Panasonicのマイクロホン
    届いたものを開封してまず感じたのは、「うわちっさ!軽!」というものだった。
    レコーダーなんて家電量販店なんかでも見たことは無いし、他人が使っているのも多分観た事が無いかそうとわからなかったかで、どうも一昔前のカセットレコーダーが一回り小さくなったくらいのものを想像していたのだ。
    実際に届いたV-51、カタログスペックを見ると
    94.8 x 38.6 x 11mm
    47g(アルカリ電池含む)

    とある。小さいのはまだいいが、軽いのは・・・ちょっと軽すぎる。
    もし落としてもわからなかったりしてなー。
    レコーダーとマイクロホンを合わせて12,560円。いてぇ・・・(ヽ'ω`)
    静かな自分の部屋でのテスト結果は良好だった。
    が、周囲のザワザワした雑音の多い会社ではどうだろうか?
    何とか文章を書き起こせるくらいの結果が欲しいところだが、果たして。
  • コメント

    そんなに重い症状だったんですか。
    それでもその障害を取り払おうと懸命なtatsuyaさんからは逞しさを感じますよ。

    改めて医学は人のためなんだなぁ、と考えるいい機会になりました。

    まぁ給料貰う以上出来ることはやらないとね・・・

    神奈川に住んでいる小学校時代の友人が障害者を看護する道を選択していて、
    たまにアドバイスを求められることがあるのですが、
    そういった間接的なところから自分も何かしら貢献・・・というほど大仰なものではないけれどしていけたらと思っています。
    残念ながら医療面では何も出来ませんがw


    もしかしてその友人の選んだ道って少なからず俺の友達だったことが影響しているのかな・・・
    そうだとしたらちょっと嬉しいなぁ

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